2015年5月17日日曜日

歴史問題で韓国に勝機がない理由

仕事で忙しく記事を書くのが遅くなってしまった。本当は安倍首相のアメリカ議会演説までには書きたかったのだが仕方ない。

演説内容には岸元首相の言葉が盛り込まれ、慰安婦への直接的謝罪はなかった。また、このことについて韓国側と親韓系アメリカ議員数名からも反発の声が引き続き上がっている。ここまでが現状である。

さて、この問題が日韓関係を妨げる理由だと(少なくとも韓国からは)主張されているが、日本は解決済みとして頑として拒んでいる。これについて日本のインターネットでは「当然だ」と言う意見が大勢だ。

しかしこれはおかしい。解決したければ解決したら良いのだ。そんなに難しいことではない。もっとよこせと言うに決まっているという意見がある。最もだ。私もそう思う。しかし問題はそこではない。

慰安婦問題が解決しない理由。それは、歴史問題として扱うからだ。これは日韓の問題で済まない、米中問題だということだ。
仮にこの問題を日本が認めたとしたらどうなるだろうか? 韓国はもっとくれというだろう。間違いない。そしてまたこじれたところでアメリカがまたまた解決しろというのである。

さて、ここらへんで事情は変わる。日本側に反米風が強まる。慰安婦問題だって渋々アメリカのいうことを聞いてやったのだ。その上まただと? となる。

ここまでで済めばまだ良い。この後はそんなことを言うならお前だってとなる。もちろんアメリカは反発するだろうが、日本は黙らない。なぜなら今の韓国よろしく中国が離反工作に拍車をかけてくるからだ。

そうしたらどうなるだろうか? もちろん、アジア圏からアメリカは追い出されるだろう。中国の策略通りに。それでは困る。だから今アメリカは日本の肩を持っているのだ。

日米蜜月なんて浮かれているがなんのことはない。2001年から続くアメリカの没落が絶賛継続中なだけである。

アメリカのケリー国務長官と中国の王毅外相と会談を行うも、物別れに終わってしまったらしい。依然した予想は時期変わらず、このままでは2017年頃に小さな衝突が起こり、2020年頃に本格的な衝突が発生しそうだ。起こってはならないことが、起こってしまう。だんだん多くの方がそんな予感を感じてきている。

各国指導者には同じ映画館で戦争映画を3本ぐらい見て感想を述べる場をぜひ設けてもらいたい。

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